痩せる順番ってあるの?
さぁダイエットを始めよう!!!
そう感じる方の多くのお悩みは、お腹周り・腰周り・太もも・お尻など…
こういった部分を気にされている方が多いのではないでしょうか?
では、その部分はダイエットを始めてどのように落ちていくのでしょう。
みなさんが疑問に思っている点だと思います。
結論から言うと、脂肪には落ちやすい順番があります。
手首・足首⇒ふくらはぎ⇒肩周り(二の腕)⇒太もも⇒お腹・お尻
このような順番で、脂肪が落ちていきます。
脂肪には内臓を守る働きがあるため、内臓から遠い部分から落ちていき最後に内臓に近い部分の脂肪が落ちるのです。
また、脂肪の落ちる順番として肝臓から遠いところから痩せていくと言われています。
もちろん体格や骨格によって個人差や感じ方に違いはありますが、一般的にはこういった順番で変化が出ると言われています。
ダイエットをしていても、目に見える変化を感じられないと継続が出来ない方が多いですよね。
多くの人が痩せてほしいであろう、【お腹周りやお尻は最後】に痩せるようになっているため、ある程度【痩せる順番】を理解していれば、ダイエットを諦めず続けていくことが可能になります。
脂肪には種類がある
肝臓(内臓)から遠い順番で脂肪が落ちていく(痩せていく)とお話しましたが、脂肪は内臓脂肪と皮下脂肪という2種類に分けられます。
脂肪にも落ちる順番があるのです。
結論から言うと、まず先に内臓脂肪から落ち、次に皮下脂肪が落ちると言われています。
では、内臓脂肪と皮下脂肪の違いは何なのでしょうか?
どちらも体脂肪ではありますが、脂肪のつく場所によって名称が変わります。
内臓脂肪とは、【胃や腸などの内臓周りにつく脂肪】のことを表します。
ダイエットや食事制限をすると、体内のエネルギーが不足していきます。
すると、蓄えられていた内臓脂肪が分解され、エネルギーとして変換されます。
この内臓脂肪は、銀行の貯金で言うと普通預金です。
【付きやすく落ちやすい】という特徴があり、ダイエットでは先に落ちやすい場所です。
ぽっこりお腹の原因になるもので、男性の方が付きやすい脂肪です。
『生活習慣病のリスク』が高まり、糖尿病や高血圧、動脈硬化などの要因となるため注意が必要です。
皮下脂肪は、【皮膚のすぐ下に貯まる脂肪】のことを表します。
銀行の貯金で言うと定期預金です。
【付きにくく落ちにくい】というもの特徴があり、女性の方が付きやすい脂肪と言われています。
皮下脂肪は身体を保護してくれる役割があり、その中の1つが保温効果です。
体温を外に逃がさないために守り、寒い冬でも体温維持します。
身体を守るという役割を持っているため、【皮下脂肪は落ちにくい】のです。
また、内臓や骨などを守ってくれるクッションの役割もあります。
わたしたちにとって多すぎる脂肪はマイナスになりますが、身体を守る等の役割を持っていることは理解しておく必要がありますよね。
男性と女性、効果が出やすいのは?
ダイエットを始めたときに、男性の変化が速いと感じることはありませんか?
変化を感じるまでに男女差があるのは、内臓脂肪と皮下脂肪の燃焼しやすさが影響していると考えられます。
内臓脂肪型の男性は脂肪燃焼しやすく、エネルギーへと変換されやすいです。
皮下脂肪型の女性は一度蓄積すると落ちづらい脂肪を蓄えているため、変化を感じるまでに多少時間が必要になります。
男女には蓄えられている脂肪の種類が違うため、こういった差を感じるのです。
そのため、女性は『ダイエットを始めて○○も経っているのに、効果がない…』と不安を感じることが多いです。
しかし、ダイエット開始数か月は皮下脂肪を燃焼するための準備期間となります。
そのため変化が出てきた!実感できるまで、継続していくことが必要です。
すぐに結果が出てほしいところですが、ダイエットは長期戦です。
思うように進まないとストレスを抱えている方も多いでしょう。
少しでも体重や体型に変化があるなら、目的の部位が痩せるまでの順番が来ていない可能性があります。
見た目の変化を実感するのは3kg〜5kg体重変化してからといわれています。
小さな変化であっても、プラスに自分自身の変化に目を向けることも必要です。
痩せ始めのサインとは?
手首・足首⇒ふくらはぎ⇒肩周り(二の腕)⇒太もも⇒お腹・お尻
多少の個人差はあるものの、基本的にはこういった順番で身体がすっきりしていきます。
手首や足首がスッキリしてきたと感じたら、痩せ始めのサインと思ってもいいのではないでしょうか。
何回もお話していますが、脂肪には落ちやすい順番があります。
脂肪には内臓を守る働きもあるため、内臓から遠い部位から効果を感じ、少しずつ内臓に近い部分に変化が出ていくのです。
最初に痩せる部位といわれている手首・足首がスッキリしてきたということは、気になる部位の効果を感じられるようになるのも近いのではないでしょうか。
痩せたい目的の箇所だけに目を向けてしまい、痩せ始めのサインを見逃さないようにしてくださいね!