TRX、ストレッチがもたらす効果、および実際どのようなトレーニング（動き）をしているのでしょうか？
TRXトレーニングとは？
サスペンションバンドといわれる体操の吊り輪のような器具を使用し、重力と自重（自分の体重）を活用して行うトレーニングです。
バーベルやダンベルのような器具を用いたトレーニングとは異なり、自分の身体をコントロールしながらトレーニングを行います。
そのため、体力アップや筋力アップはもちろん、バランス力や柔軟性、敏捷性（動作の素早さ）、体幹の安定性などのさまざまな要素を同時に鍛えることが可能です。
トレーニングの幅が広く、老若男女問わずそして、一般のトレーニーからプロのアスリートの本格的なトレーニングまで幅広い層に活用されています。
一般的なトレーニングは同じような動きを反復するようなことが多くあります。
トレーニング効果を上げるために、実はトレーニングの原則というものがあり、
その中の1つに反復性の原則（継続性の原則とも呼ばれます）があります。
【トレーニングの効果を得るためには定期的・継続的なトレーニング実施が必要】
数回だけのトレーニングや極端に少ない頻度でのトレーニングなどでは効果は出ないということです。
トレーニング刺激による身体の適応(=体力の向上)には時間がかかります。
そのため、体力を向上させるにはどうしてもある程度の期間継続する必要があるのです。
もちろん、これはトレーニングに限った話ではありません。
【継続は力なり】と言いますが、【目標達成のためには継続は前提条件】なのです。
そういったことを頭では理解していても、ダンベルやマシントレーニングがマンネリ化している…
いつもとは違うトレーニングをしてみたいな…
そう感じられている方もおられると思います。
そんなときにおすすめできるトレーニングがTRXトレーニングです。
ここからはTRXトレーニングの特徴や効果についてお話したいと思います。
【TRXトレーニングの特徴】
★あらゆる要素を同時にトレーニング可能
TRXトレーニングは、全身を使う効率的なトレーニング方法です。
筋力だけでなく、バランス能力や俊敏さ、体幹の安定性など、身体中のあらゆる要素を同時に鍛えることができます。
★初心者から上級者まであらゆるレベルに対応
TRXトレーニングでは、重力や自重を活用した数百種類のエクササイズを行えます。
初心者向けのものからプロのアスリートを含めた上級者向けのものまで、さまざまな種類のエクササイズがあるので、幅広いレベルに対応できるのが特徴です。
★場所を選ばずトレーニングが可能！
身体の一部をサスペンションバンドに引っ掛け、もう一端が床や地面に接した状態でトレーニングを行います。
サスペンションバンドは持ち運びもできるため、自宅やジムではもちろん、公園や旅行先のホテルなど、あらゆる場所でトレーニングが可能です。
【TRXトレーニングの効果】
★体幹を効率よく鍛えられる
【体幹】とは、広義では頭・手足を抜いた胴体部分のことを言います。
身体のバランスや動きの中心となっている部分のため、手や足などを機能的に動かすためにも体幹トレーニングが重要になります。
体幹を鍛えることで、スポーツ等のパフォーマンスの向上はもちろん、姿勢が良くなる、疲れが溜まりにくくなるといった日常生活におけるメリットもあります。
TRXトレーニングは、この体幹を効率よく鍛えられる優れたメニューなのです。
★ダイエットや引き締め効果
全身の筋肉を効果的に鍛えることが出来るので、全身が引き締まり、ウエストや太もものシェイプアップ効果が期待できます。
エクササイズの内容によっては有酸素運動にもなるため、脂肪燃焼効果も上がります。
★エクササイズの種類が豊富
数百種類のエクササイズがあると言われていて、その中から自分のレベルに合わせたものを選ぶことが可能です。
※パーソナルトレーニングであれば、トレーナーがお客様に合わせたトレーニングをご提案いたします。
トレーニングを始めたばかりの方はもちろん、上級者にも楽しんでいただける理由の一つがメニューの豊富さです。
引き締め効果が期待でき、有酸素運動も取り入れることができるため、ダイエットにぴったり！
また、体幹を鍛えることで姿勢も整いやすいので、デスクワークが多く猫背が心配な方にもおすすめです。
TRXトレーニングってどんな動きなの？
TRXトレーニングを始めて聞いたという方にはどういったトレーニングかイメージがつかない方もおられると思います。
お話している通り、種目数が豊富なためでよく使われるものを紹介させてもらいます。
筋トレの場面で登場することが多い種目だと思います。
【TRXスクワット】
サスペンションバンドを使っているので、スクワットに苦手意識のある方にもぜひ挑戦してもらいたい種目です。
『後ろに倒れてしまいそうで怖い…』
スクワットを始めてされる方からこういったお悩みをきくことがありますが、TRXスクワットであれば
そんな心配もありません。
転ぶ心配なく、下半身の筋肉を最大限動かすことが可能です。
【ＴＲＸチェスト】
トレーニングといえば腕立て！
というくらいにトレーニングの種目の中では有名なものの一つではないでしょうか？
地面で行えば安定した腕立て伏せもサスペンションバンドを使うことで、一気に不安定な要素が追加されます。
バランスをとるためにお腹も筋肉を刺激されるうえ、胸の筋肉を同時に刺激してくれます。
胸の筋肉は大きな筋肉なので、こういった大きな筋肉を鍛えることで代謝が上がります。
普段からトレーニングをされている方には、腕立てとの違いを感じてみてもらいたい種目です。
【ＴＲＸホバー】
先に紹介した２種目はサスペンションバンドを手で持っていましたが、ここからは脚に引っ掛けるタイプのものをご紹介します。
体幹トレーニングといえば、プランク！！！
そういった認識を持たれている方が多いのではないでしょうか？
手軽にできるトレーニングなので、自宅でされているという声を耳にすることも多いです。
家でもできるならわざわざやる必要もないのでは？
そう感じられた方にはぜひサスペンションバンドを活用したこの種目をおすすめします！
脚を引っ掛け地面から少し浮かせるだけで、お腹周りにかかる負荷は地面とは比べ物にならないくらい上がります。
お腹周りをシェイプアップしたい！引き締めたい！
そういった目的をお持ちの方には一押しのメニューです！！！
【ＴＲＸクランチ】
TRXホバーに続き、脚を引っ掛けた種目です。
ホバーに慣れてきたら行う、レベルアップの種目です！
身体を浮かせた状態で、止まっているとき以上に脚を動かすことで
お腹はもちろん支えている腕、脚にも負荷がかかります。
より強度アップした体幹のトレーニングを行いたいという方にはおすすめの種目です。
ストレッチってどんな効果があるの？
身体のために何か始めよう！そう思った時に始めやすいのがストレッチではないでしょうか？
ストレッチは身体を柔らかくするためにとても身近な運動です。
何から始めたらいいか悩んでいる…
そんな時はストレッチから始めてみませんか？
【ストレッチの種類・効果】
ストレッチは筋肉を伸ばし、関節可動域を広く使うための運動です。
大きく4種類に分類されます。
① スタティックストレッチ（静的）※セルフストレッチ
30秒程度伸ばすようにする。一番故障のリスクが少ない方法。
② ダイナミックストレッチ（動的）※セルフストレッチ
動きを伴ったもの。反動を付けないように注意が必要。
③ バリスティックストレッチ ※セルフストレッチ
動きを伴ったもの。反動を使って行う方法。
④ パーソナルストレッチ
トレーナー（パートナー）についてもらい、姿勢を固定してもらい抵抗をかけて行う。
より大きな可動域を伸ばせるため効果的。その反面、施術側には技術を要する。
FREYJAで行っているストレッチは④のパーソナルストレッチです。
セルフで行っているよりも、伸びは大きくなります。
自分では伸ばすことが難しい部分もストレッチをかけることが出来るのが利点です。
【ストレッチがもたらす効果】
★柔軟な身体作り
ストレッチを継続することで筋肉の緊張が緩みやすくなります。
また、関節の可動域が広がるという効果もあります。
★リラクゼーション
ストレッチには副交感神経の働きを優位にさせ、リラクゼーション効果をもたらす働きがあります。
筋肉が硬くなっている場合は、効果を感じにくい場合があります。
そのため、こまめにストレッチをするようにしてみましょう。
★継続することで効果を感じやすくなる
もともと身体が硬い方や、怪我や疲労などで柔軟性が落ちている方が多くいらっしゃいます。
そういった場合は、まず気持ちよく伸ばせるところまで30秒程度伸ばします。
慣れてきたら、ゆっくり大きく動かすことを意識してみましょう。
最初は伸びを感じられなかった部位も少しずつ感じられるようになります。
【TRXトレーニングとパーソナルストレッチを活用して、理想の身体を手に入れましょう！！！】
