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トレーニングをするなら食事に気を付けるべき!
筋トレの効果を上げるために食事は大きな影響を与えます。
ポイントは4つ!
1.栄養のバランスを考えた食事を摂る
2.たんぱく質の摂取に気を付ける
3.炭水化物(糖質)・脂質の摂り過ぎに注意する
4.ビタミン、ミネラルの摂取に気を付ける
以上の4点が筋トレと並行して行うべき食事の注意点です。
1の栄養のバランスを考えた食事が大切な点、そして、3の炭水化物(糖質)・脂質の摂り過ぎに注意する点がポイントになってくることはみなさんもお分かりだと思います。
その4点の中でも、2の【たんぱく質の摂取に気を付ける】という点についてトレーニングを行う場合はマストで考えていただくべき点です。
トレーニングとたんぱく質の摂取はセットで考えること!
トレーニングを行うことで、筋肉量や筋力がアップします。
より効果を上げるために、特に注目したい栄養素がたんぱく質(アミノ酸)です。
トレーニングを行ってもたんぱく質(アミノ酸)を摂らないと、筋肉の合成を筋肉の分解が上回ってしまいます。
そういった状態だと、筋肉の成長は阻害され、効果が上がりません。
トレーニングと組み合わせてたんぱく質(アミノ酸)を摂ることで、たんぱく質の合成が上回りトレーニングの効果がアップします。
トレーニングすると、身体が必要とするたんぱく質の量は増えます。
一般的な成人のたんぱく質の摂取目標量は1日に体重1kgあたり1.0~1.5gといわれています。
たんぱく質量を【1日に体重1kgあたり1.6g】まで増やすと、除脂肪体重
《体重から脂肪量を除いた重さ(主に筋肉、骨、内臓、血液の重さ)》の増加を最大に高めることが出来るというデータもあります。
また、【1日に体重1kgあたり1.6g】を超えて摂った場合でも、増える筋肉の量は変化しないというデータもあります。
これは摂取したたんぱく質のうち、筋肉のたんぱく質を増やすことには使われなかった部分があることを表しているのです。
つまり、トレーニングと筋肉のたんぱく質を作るために適切な量のたんぱく質を組み合わせると、トレーニングの効果がもっと高まるということです。
その食事方法だと運動の効果が感じられないかも!?
最近では、ジムやスタジオに通って運動をして身体作りをされている人が多くおられます。
筋肉をつけて脂肪を減らすために、たんぱく質を摂って白米などの炭水化物(糖質)を減らしているという人も多くいらっしゃいます。
【筋肉を成長させるにはたんぱく質を摂取すればいい!】
実はその考え方注意です!!!
運動中はエネルギーが必要にも関わらず炭水化物を摂取していないと必要なエネルギーを得るために筋肉が分解されてしまいます。
いくら運動をがんばっても炭水化物の摂り方が不適切だと、思うような効果が得られない可能性もあるのです。
筋肉が分解されて減った状態はパッと見では細く見えるかもしれません。
しかし、体内では大きな問題が起こっています。
代謝が悪くなり、脂肪燃焼効率も下がることで、実は太りやすい身体になっているかもしれません。
糖質制限ダイエットといった方法もありますが、極端に炭水化物を減らすことで筋肉の成長を阻害してしまう可能性があることは気を付けないといけないポイントです。
ビタミン、ミネラルってダイエットに必要なの?
代謝の仕組みを知っていますか?
代謝とは、食べ物として取り入れた栄養を身体の中でエネルギーとして消費することです。
わたしたちが元気に生活できるのは、食べたものの栄養素がエネルギーとなって身体の機能をつくり、動かしてくれているからです。
食べたものを消化吸収し、エネルギーとして消費すること【代謝】といいます。
代謝は身体の細胞内でおこなわれます。
糖質、脂質、タンパク質それぞれの栄養素が分解されて細胞に届き、さらに細胞内で分解されてエネルギーを生み出します。
【栄養素がエネルギーに変わる代謝の過程でビタミン、ミネラルが必要になる】のです。
ビタミンとミネラルは代謝を助ける働きをします。
特にビタミンB群は、糖質や脂質をエネルギーに変えるときに手助けをする役割があり、代謝のために欠かせません。
食べ物によってビタミン、ミネラルが身体に取り込まれて細胞に吸収されると脂肪や糖の分解に必要な酵素の働きを助けてくれます。
わたしたちの身体では、脂肪を分解・吸収するために酵素が使われています。
代謝をよくするためには、この酵素をより活性化させることが大切なのです。
体温やホルモン、自律神経のバランスなどさまざまな要素が組み合わさって、代謝が上がっていくのです。
バランスのいい食事・適度な運動、そして質のよい睡眠がしっかりと取れていれば、ビタミン、ミネラルの効果を最大限に発揮出来るのです。
パーソナルトレーナーについてもらいトレーニングを行うのであれば、より一層効果を上げるために食事に気を付ける習慣を付けましょう!